iRacing.com Server Farm 拡張

やっとアナウンス来ました。Sydneyのサーバファームが今週から稼動していますが、メンバーフォーラムでアナウンスされた投稿でサーバファームがどう働くのかが説明されています。


現在稼動しているサーバファームは、米国マサチューセッツ(US-MA)と豪州シドニー(AU-Syd)の2つで、それぞれへの接続品質はメンバーサイトのヘッダにあるPINGウィジェットにマウスカーソルをしばらく当てていると表示されます(表示されない場合は接続に問題があるのでアンチウイルスファイアウォールの設定などを見直しましょう)。

※StDevはStandard deviation=標準偏差=ばらつき具合だと思われるので低い方が好ましいのでしょう

予選/タイムトライアル/レースは、シリーズごとに定められた最大同時出走数によっていくつかの走行グループに分割されます。オープンプラクティスは、そのセッションごとに最大同時出走台数までしか出走できず、それを超えて参加することができません。つまりオープンプラクティスはセッションごとにひとつの走行グループ、となります。

走行グループごとに、それをホストするのは特定のサーバファームから選択されたひとつのサーバです。同じ走行グループのすべてのドライバーのiRacingソフトウェアはそのサーバと直接通信し、同じ走行グループのドライバーしか見えません。

オープンプラクティスは、すべてのサーバファームで稼動し、ひとつのサーバセッションがひとつの走行グループを受け持ちます。ドライバーはどちらにも参加できますが、PING応答の平均がセッションごとに表示されているので、参加するセッションを決める参考にできます。

すべてのセッションにおいて、ドライバーはセッションへの参加登録を行い、それに対してシステムは次のようにして走行グループを生成します。最初に、各ユーザを接続品質のよいサーバファームに割り当てます。そして、各サーバファーム内でiRatingや双方向のFriend登録などによって走行グループを生成します。
レースセッションについては、レースがオフィシャル認定されるための最低出走台数がさらに考慮されます。セッションへの登録ドライバー数は十分な台数があったのに特定のサーバファームで生成された走行グループ台数が少なかった場合は、システムは登録ドライバーの接続品質平均が最も悪いサーバファームを除外して残ったサーバファームから同じサーバファーム割り当て/走行グループ生成ステップを繰り返します。


オーストラリアからのアクセスでは、Ping応答が数十msまで低くなっているようです。日本からも、USサーバよりAUサーバの方がPing応答は低くなっています。わたしの場合で、USサーバが220ms程度、AUサーバが150ms程度です。