Creative Fatal1ty USB Gaming Headset HS-1000


Creative Fatal1ty USB Gaming Headset HS-1000 5,980円(税込/送料別)

今日のiRacingレースは、先日楽天のクリエイティブストアでポイント購入しておいたCreative Fatal1ty USB Gaming Headset HS-1000を使った初レースでもありました。iRacingのサウンドDirect3D、5.1chサラウンド対応(車室内でのエンジン音と風切り音だけはステレオ2chだけどそれ以外は3D位置計算あり)なので、ドライバーユニットを複数搭載した5.1ch/7.1chヘッドセットも気にはなっていたんですが、なんとな〜く2chのヘッドセットにしてみました。
以下、さらさらっとレビュー。ちなみにOSはWindows XP Pro. SP3です。

これまでSBLive!--YAMAHAスピーカー--ELECOMの安いヘッドセット、と接続して使っていましたが、そこにドライバーをインストールしてからFatal1ty USB Gaming Headset HS-1000をUSB接続するだけでWindows上でデフォルトサウンドバイスが切り替わります。iRacingのオプションではサウンドバイスを指定することもできますが、System DefaultにしておけばiRacing側で設定を変更せずにどちらでも使えます。Windows XP/Vista共に32bit/64bit両方に対応しているのがいいですね。Windows 7用ドライバーはまだリリースされていないようですが...

中間スイッチの音量調整ボタンはWindowsマスターボリューム連動の+/-ボタンなんですが、1回押すごとの変化量はもう少し細かい方が良かったかな。中間スイッチにはマイクのOn/Offスイッチも付いています。Fatal1ty Gaming Headsetについて音量が小さいとか、iRacingのハードウェアフォーラムでもUSBヘッドホンでiRacingだけが音量が小さい、とかいうのを読んでいたのですが、わたしの環境ではそういったことはありませんでした。そしてiRacingではサウンドにけっこうCPUを使っているようなのですが、USBヘッドセットにしたことによる影響は感じませんでした。それよりUSBであることが起因しているのか、ノイズを感じないのはよかったです。XP + SBLive! + GPLの音問題も、Fatal1ty USB Gaming Headset HS-1000で解消できてるかもしれませんね。

わたし自身音質については語れませんが、低音がしつこくなく、高音シャリシャリでもなく、悪くない印象です。あ、さすがに以前のヘッドセットと比べたらかなりいい感じですが。なお、iRacingはサウンドオプションでサラウンドを有効にできますが、これは5.1ch出力がないと無意味で、2ch環境では特定の2chしか出力されません。素人なんでこの 5.1ch出力をX-Fi CMSS-3D使って鳴らせるようなカラクリでもないかなという期待もあったのですが、Fatal1ty USB Gaming Headset HS-1000は2chヘッドホンとして認識されているのでやはり無理な話でした。そして 2ch出力 + X-Fi CMSS-3Dではどうか、なんですが、iRacingでは周囲のマシンの音が比較的小さく、車室内での自車エンジン音や風切り音が大きいため、前後左右のマシンの音がよりはっきり位置づけられる、と言えるほどの効果はなかったのですが、縁石に乗ったときなどの環境音はよりよく聞こえたように思うし、音場の広がり感は心地よかったです。外部視点でリプレイを観ているときには特に左右方向の音の広がりを意識させられました。ちょっとオーバーかな、とも感じましたが。

若干バンドの締め付けはきつ目なのかもしれませんが、フィット感よく、重くないし、今日のレース中(長い方ではないですが)につらくなることはなかったです。マイクは今のところ使ってないのでなんとも。でも脱着可能でフレキシブルアームはよく曲がるのはいい感じでした。

総評としては、安い割にけっこういいかな、高いボード買わなくてもこれで十分じゃね?ってところですね。



ちなみにこの製品、店頭売りはしてなくてクリエイティブストア専売のようです。海外サイトではワイヤレスなHS-1200も気になるんですけどね。
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