FJ1600を体験してきました

ギディアップによる岡山国際サーキットミニコースでのFJ1600試乗会、監督とせっかく知り合えたので、興味があるなら行ってみなくちゃ、と40代目前にしてフォーミュラ初体験、と参加してきました。ギディアップドライバー陣も親切だし、みなさんに大変お世話になりました。ありがとうございました。

以下にあれこれと、恥ずかしい動画。
マニュアル車自体5年以上も乗ってないので非常に不安でしたが、前もってギディアップ・トゥデイでMT操作を予習させていただきました。当日は10代で運転免許もまだないカートレーサーな子供達もいたのですが、ギディアップのドライバー陣がiRacingとトゥデイを使って熱心にペダル操作など教えていましたね。実車トゥデイでのマニュアル練習は直線区間での加減速=ヒール&トウでしたが、そういった子供達にもいきなりヒール&トウをやらせるそうです。わたしはこの直線区間での加減速練習を3往復くらいやらせてもらって、次はもうフォーミュラカーです。大丈夫かいな。

さて試乗は10分間を2回。当日の参加者はわたしを除いてみなさんレーシングスーツを着用されていました。わたしはサーキットでのスポーツ走行経験もありませんし、バイクもずいぶん前に降りてしまったのでヘルメットはお借りしました。シューズは幅の狭いものを、と指定されていたのですが、コンバースオールスターのパチモンな安物シューズではややA/Bペダル操作に引っかかりを感じることもあって少し残念。


1回目の走行ではシート合わせ失敗だったのでしょう、ステアリングに近すぎない=若干遠いポジションを選択してみたのですが、腕は疲れるしCペダル踏み切れないし、という状態だったかと思います。2回目はもう少し近づけてもらいました。ちなみにシートの背部に風呂マットみたいなのを1枚、2枚、と滑り込ませての調整で、子供達はすごいたくさん背負ってましたね。


FJ1600にはスバルレオーネの1600ccエンジンとミッションがそのまま搭載されているそうです。そのためギアレシオが低すぎてしまい、1速はまず使わないそうです。発進は2速、または3速、岡山国際サーキットミニコースでは加速しても3速までとのこと。
聞いてはいても、3速での発進なんて思いもしないしトルク足りないんじゃ? と、1回目の走行ではピットから2速で発進。しかし半クラッチやAペダルの微調整がまだ全然分からないしいきなり難しい。スーパーローギアを使って半クラなしで走るのと同じでガックンガックンとなりながら発進(ピットロードでミラー調整しながらだったので余計ですね<先にしとけ!)、いくつかターンする間もガックンガックン。いきなりこれで若干むちうち気味になってしまいました。2回目の走行では3速スタートを選択したので苦もなく発進。なんだ〜、最初からこうしてたらよかった。


1速が左奥(といっても傾きあるので左というか下)の市販車同様なHパターンなので、シフト操作は左手前と中央奥のクランク移動を繰り返すことになります。試乗ではクラッチを踏み切れていなかったり、ブリップが不足していたり、ブリップ後に回転が落ち込んでからのシフトになってしまったりもあったのですが、それがなくても 2速は入ってるのかどうか分かりにくいし、入れにくい。何が難しかったってこのシフト操作が一番難しかったです。キャブレターの関係で左ターンでカブったり、シフトが入らずニュートラル惰性走行となってエンジンストールしちゃったりで、何回も後ろに隊列作ってしまいました。マシンが転がってればエンジン再始動はギア入れてクラッチ繋ぐだけですが、2回目の走行でスピンから停車してしまったときは、セルモーター回してカブったエンジンを再始動するまでに手間取ってしまいました。このようなニュートラル走行が発生してしまうかもしれないので、ブレーキとシフトダウンはあなり早めに行っています。もっと突っ込め、と言われそうですが、クッションとはいえ壁に当たれば修理費もかかりますよね。こわいこわい。

何度もシフトノブを強く引っ張ってコクピット内壁に打ち当てていたのでしょうね、右ひじが相当腫れてました。左ひじも右ひじほどではありませんが腫れていました。狭いコクピット内でステアリング操作しているだけで打ち当てていたのかもしれませんね。


まぁしかし疲れましたね。1回目より2回目の方が疲れ方は少なかったので緊張やコツといった部分もあるとは思いますが、パワステ欲しかったです。でも最重要はシフト操作、そしてペダル操作。靴をなんとかするのと、もう1枚背負うマット増やしてもよかったのかも。あと欲を言えば、走り始めは3速徐行+ハンドル操作の不要な直線区間でのブレーキ、そしてブレーキ+シフトダウン/ヒール&トウ、の2種目だけで時間がとれたらよかったな。

これは当日出番のなかったSFJ

そうそう、現地ではiRacingは大人気でした。常に誰か乗ってましたね。しかし車種とコースを事前に聞いて練習しておくんだったという後悔が少し。監督謹製フレーム実車同様のステアリング/シフト位置ですし、何より通常のコントローラのバネやゴムとは違ってキャリパー背負った油圧ペダルのフィーリングは自然になじめるものでした。フォーミュラ実車の後では少し柔らかくもありましたが、調整方法他いろいろお聞きしてなるほどなるほど。シムの室内使用では、ペダルストッパー他にフェルト等での消音策があった方がよいかも<ユーザが自分でやりそうですが



さて、マニュアル車両自体が久しぶりなのにフォーミュラカー初体験してしまった恥ずかしい動画を晒します。家族の声が恥ずかしいですが気にしないでください。。

1回目
http://www.youtube.com/watch?v=joIoN8loHWI

2回目
http://www.youtube.com/watch?v=TyEWVcFUH6I