65MOD Patch Wizard が付いた GPLIP v4.21 〜 v4.22 がリリースされました。メニューをクリックするだけで 65MOD がプレイ可能に、なる予定ですが現在はまだもう少し動きません。現在は gplc65.exe は作成されるものの、正しく動作しません。すでに gplc65.exe 作成済みの環境でこの Patch Wizard を実行すると動作しなくなってしまう可能性があります。この機能は 4.23 以降のバージョンで動作するようにしていただけるかもしれません。
なお、この機能が有効に働くようになったときのため、 GPLIP でのテスト内容から得られた結果のまとめ書きメモを残しておく。以下は正常に動作する gplc65.exe が存在する前提で、ロケール等の変更を行わずに作業します。この作業によって、既存プレイヤーで 65MOD のプレイが可能になります。別プレイヤーにする場合は予め別のプレイヤーを作成しておくのが簡単確実でしょう。
- http://55and65.speedgeezers.com/gpl65/downloads.html から FULL GEM+2/iGOR package - v1.1 をダウンロードする(GPLS_1_1_Full.exe)。
- GPLS_1_1_Full.exe を実行すると一時フォルダにファイルを解凍した後にインストーラが起動するので、インストーラ起動中に、C:\Documents and Settings\
\Local Settings\Temp\RarSFXn の内容を GPLS_1_1_Full フォルダなどを作成してコピーしておく。または、GPLS_1_1_Full.exe を WinRAR で GPLS_1_1_Full フォルダに解凍する。iGOR も一緒になってるので GPLS_1_1_Full.exe のインストールはしておくのが吉かもしれません。 - GPLS_1_1_Full.exe を解凍した GPLS_1_1_Full フォルダ内*1、またはインストール先フォルダの GEMP2.exe を起動、言語に English を選択、GEM+Video は特に必要ではないので「いいえ」、「Use C:\Sierra\GPL\GPL.exe ?」と表示されたら、自分の GPL パスと正しければ「はい」、別フォルダなら「いいえ」を選択して場所を指定する。そして copying とか indexing とかスプラッシュスクリーンに表示された後、GEM+2 のユーザーインターフェース*2が表示される(この時点で GPL\cars\full65 フォルダや存在していたユーザー用の plac65.ini などは既に作成されています)。
- 解凍しておいた GPLS_1_1_Full フォルダから以下のコピー作業を行う。
- GEM+2は起動しない。もし起動しても終了させ、終了時に変更内容は保存しないようにする。代わりに GPLIP または GPLCHmini*7 をラウンチャに使えます。
上記の作業ができれば、後は正常に動作する gplc65.exe さえあれば 65MOD 環境構築完了です。