巣立ちの日

雨だから今日はない、土日くらい?と踏んでたんですが、今朝 6時ごろから順次飛び出していったようです。近所の電線を渡り飛んだり、親鳥にくっついてパタパタ飛んでみたり、と飛行訓練に勤しんでいる姿を、職場へと出かけるまでついついぼーっと眺めてしまうのでした。いけない、遅れる遅れる。
出かけるときには巣には 3羽か 4羽。まだ飛び出せていない雛と、飛び出していた雛も戻って羽を休めていたのでしょう。今日仕事から戻ったとき、みんな残っている/戻っているのか、それとも出ていってしまうのか。図書館で何回も借りてるツバメ本 ツバメのくらし百科 には、どちらもあると書いてあるんだけど、今日は雨降りだし戻っておいでよ、という気持ちです。


ツバメのくらし百科

ツバメのくらし百科

この本ですが、ツバメが巣作りして卵を産んで暖めて孵化して子育てして巣立って、という人間宅の玄関先で起こることとそれ以降の行動だとか、ツバメに関する文化のことまで書かれています。わたしには後者は不要だったけれど、特に前者の部分は大変参考になりました。
はじめはぼんやりと、巣立った雛が翌年来てくれたのかな、と考えたりもしましたが、この本でその可能性が高いことを知りました。といっても巣立った雛は 1羽じゃないし親鳥も同じ場所で営巣することも多いそうですので、あのうちの誰だったのかとかまでは分かりませんし、そうじゃない可能性もあるんですけどね。
この本の最後に書かれていましたが、ツバメはもっとも近くで観察できる野鳥で、命の大切さも学べますね。我が家でもこの先子供たちがツバメから学んでいってくれたらな、と思います。

他のツバメ本も読んでみたいな。