Team Battle #9(?) Monaco

monacoOnline Circuit での Monaco 100laps を完走できなかったこともあって、個人的に今回の Monaco はなんとしても完走したいレースでした。多忙さ故に 30laps 用レースセットはできてないし、かなり眠かったり、といい状態とは言えませんが、PB を更新できた前日のような走行で予選アタックができれば 3, 4 列目までに入れる可能性も高く、なかなか抜けない Monaco のこと、少々ペースを落としてでも完走しさえすれば入賞/ポイント獲得はできそう、などとちょっと期待もしていました。
今回の Cooper チームはエース kenz 号, tomoo 号が参戦不可となってしまい、残る Jyuun 号, Taketake 号, そして私、の 3 台が揃って A 鯖へ参戦することに。他チームはと言えば、Lotus の toin 号, Ebit 号という強力な体勢に、ライバル Honda も超速エース RStaka 号、Monaco 100laps 完走優勝者 LEVINCARS 号、ムービーマイスター Barchetta 号という強力な布陣だ(個人的なライバル Kyeyo 号が B 鯖参戦となったのは残念でしたが)。しかし、 Brabham チームのポイント頭の Yamato 号の不参加(それでもこのチームにはどこまで伸びてくるか不気味で安定度の高い haru 号が居るのだけど)、Ferrari, BRM の両チームは共に 1 台体勢、と上位に食い込める可能性も見え隠れ。不在のエースに代わって少しでも多くポイントを獲得して、コンストラクターズ・タイトルを目指すためにも重要なレースとなりました。



A鯖稼動早々に RStaka さんが Join 。予選時間を有効に使うべく、私もすかさず追いかけ Join 、予選開始です。少しでも早くピットを出ようと、以前走った燃料 20 周分のセットのまま 1 回目の走行。当日は GPLIP へ行く前に慣熟走行を行えていなかったから(いつものことですが^^;)、まずは慣らし。しか〜し、ダメダメダ〜メ!、タイムこそ 28 秒台は出ていたものの、そこかしこで壁ヒットしまくりなので一旦ピットイン。一呼吸置いて 6 周分の燃料でアタックを開始する。そしてアタックラップ 3 周目に PB を更新する 1:26.619 を記録してアタック終了。この時点でなんとトップの Honda RStaka 号に 0.1 差の 2 位! しかし、3 位の Lotus toin 号には僅か 0.01 差でしかない。逆転される可能性が高いけど、残り時間を考えて 30 周分の燃料を積んだクルマでの慣熟走行に切り替えることに。そして予選を終えてみると、なんとかそのまま自己最高の 2 番手グリッドを獲得、1 列目だなんて出来過ぎた予選結果に緊張感が高まっていくのでした。

2nd grid右側最前列のスターティンググリッドに着く。左前方 Honda 以外に前は居ない。自分が追突する危険性のないグリッドというのは安心感はあるのだけど、良すぎる予選結果からの緊張はピークに。しかしその反面、抜けないこのコースではスタートで Honda をかわすことができれば、などとも考えたり。とにかくスタートはミスできない。
フラッグが振り下ろされると同時に飛び出すマシン達。私の Cooper のスタートも悪くなかったのですが、当然のように逃げていく Honda 。Monaco Rocks とかは入っていないのに、スタート直後から序盤はやや描画が引っかかっていて、おまけに自分は緊張しまくり、カクカクガクガク状態でとってもドライブしにくい。飛ばないように自然と安全運転になってるのだけど、どんどん離されてしまうと思っていた Honda との間隔はなんとか 1 秒ちょいを保っている。後方との差は 1 秒を切っていたけど、まぁそう簡単には抜けはしないさぁ。
しかし早くも 4 周目、1 コーナー "サン・デボテ" 進入でバランスを崩して失速してしまった。ついに RStaka 号 を逃がしてしまう。Lotus がすぐ後ろに迫るが、煽られながらも狭い "ボウ・リヴァージュ" の坂道に助けられる。続けて坂の上の左コーナー "マッサネット" でもはらんでしまうけどなんとか順位を守る。危険な状態だったけど、Lotus toin 号は直後の "カジノ・スクウェア" でスピンしてくれ、これで落ち着きを取り戻せました。 ^^ しばらくは安泰、後ろを気にせず走れます。
6 周目の "タバココーナー" でインを引っ掛けて左フロントサスにマイナートラブル出るも大勢に影響なく、前後共 2, 3 秒差での走行が続きます。このときの後ろも Honda 、100Laps の猛者、LEVINCARS 号だってのがちょっとやっかいか?
tunnel spinそろそろ中盤の 10 周目、ついにやってしまった。トンネル手前の歩道に左リアを引っ掛けてスピン。しかし幸運なことにトンネルの中まで滑りながらもどこにもぶつけることなく停車することができたのですぐにレーシングラインに復帰。不思議なことに LEVINCARS 号はまだ来ていなかったので順位を守れましたが、トンネルを抜ける頃にはすぐ後ろに迫っている。ここで焦ってしまい、続く "タバココーナー" でミス、アウト側のガードレールにヒットさせて右フロントサス/タイヤ, 右リアサスにマイナートラブルを抱えてしまって若干乗り難いクルマになってしまう。先頭を逃げる RStaka 号との差は一気に 10 秒を超えてしまったので、Honda の 1-2 を阻止するためにも完全に 2 位狙いに切り替え。多少壊れたからと言って抜かれるわけにはいかないのだ〜。ラップタイムも微妙に勝っていたのか、少しずつ引き離していく。
レース中は既にリタイアしてしまったドライバーによるファーステスト・ラップ更新の実況中継が行われていました(残念ながら私の GPL は 1280 x 720 の 16:9 表示したものを 4:3 CRT で無理やり映しているため、走行中には発言者名を見ることができない。おまけにレース後にチャット内容を確認するのも忘れた^^;)。Lotus の toin 号、Honda の RStaka 号と LEVINCARS 号によって更新されていたのだけど 26 秒台に入るマシンはまだないようだ。終盤に 26 秒台に到達できれば、などと考えながら走っているとついに 23 周目に私の名前で fastest のコール。走行中にそのタイム(1:27.198)を目視確認するまではできませんでしたがこれはなかなか気分いいもの。できればレース終了時にも自分の名前を残せておけたらいいなぁ〜。
しかし。まだ Honda との闘いは続くのです。
masenet spinファーステスト・ラップを記録した後の 24 周目、"ボウ・リヴァージュ" の坂を駆け上った後の左コーナー "マッサネット" でインに寄りすぎ、左フロントから巻き込むようにスピン、アウト側に真後ろを向いて止まってしまった。続けて坂を駆け上ってくるマシンが居ればクラッシュにつながる恐れもある。LEVINCARS 号までは少し差があったはずだが Honda サウンドが聞こえてきては動けない。LEVINCARS 号を前に行かせ、スピンターンでレースに復帰するが残る周回は僅かしかない。「タイムは勝っているんだ、追い上げなくては!」という焦りがミスを生み、続く 25 周目にも "カジノ・スクウェア" 立ち上がりでスピン。幸いにも 360 度スピンで体勢よく復帰できたので、気を取り直して前を追う。残り周回数は 5 、つけられたギャップは 6 秒、追い抜くことは厳しいけど、あの安定度抜群な LEVINCARS 号にプレッシャーを与えることはできるのか? 自然とステアリングを握る手に力が入っていました。
alright thank you!"ミラボウ" あたりで 「shutaro easy」の声。ヒートアップしていた自分を落ち着かせてくれる一言。この声で再度落ち着きを取り戻せました。これはきっと元ボス Jyuunn さん。"ロウズ・ヘアピン" 手前で「Alright, Thank you!」と(言ってはいないけど)右拳を挙げて応える。しかしペースを落とすわけじゃぁない。落ち着いて、ペースを上げるんだ。
LEVINCARS 号のペースがやや落ちたのか、6 秒あった差が 5 秒、4秒、3秒と小さくなり、目視もできる。最終ラップではファーステスト・ラップをさらに更新する 1:27.090 を記録、2 位に 1.5 秒にまで迫るがそのまま 3 位でチェッカー。LEVINCARS 号は最後までプレッシャーに屈することなく、Honda が 1-2 フィニッシュを飾ったのでした。

レースを終えた後の GPLRA 製レースレポートで気づいたのですが、24 周目のスピン後にクラッチを繋いだままバックした格好になってしまったのが悪かったのか、エンジントラブルが出ていたようです。最後までプッシュしながら完走できたことは幸運でした。
PB での自己最高の 2 番グリッド、Honda とのバトル、ファーステスト・ラップ記録付きの自己最高 3 位表彰台フィニッシュ、と過去一番のレース内容でしたね。レース運営、サーバ、並びに参加された各ドライバーに感謝。(^^)

Monaco Sun Mar 07 00:16:34 2004
Scheduled laps: 30
Drivers: 15
Pole: RS taka (1m26.498s)
2nd: Shutaro (1m26.619s)
Winner: RS taka (44m16.181s)
2nd: LEVINCARS (44m31.271s)
3rd: Shutaro (44m32.755s)
Fastest lap: Shutaro (1m27.090s)

# 長ぇ〜

(追記) Jyuun さん情報より、鯖じゃなくても chatpat.log が残せるそうで。
core.ini に。

[ Hack ]
log_chat_to_file = 1

(追記#2)
Cooper チームの他のマシンは残念なリタイヤ。その他各所で接近戦があったようですね。4位以下の攻防は見もの。各ドライバー毎の視点で個別にゆっくりリプレイ鑑賞しよう。10周目のメカニカルトラブル発生マシンが多かったのはそういうことか...